ところどころで急な道路ってありますよね。
話題になったのは、テレビCMでも紹介された「べたぶみ坂」
しかし、日本で一番急勾配の道路と言うと、一体どこになるんでしょうか?
この記事では、車が通行できる国道と一般道の中から、これが日本一急勾配と思われる道路を紹介します。
日本一急勾配の道路(国道)で自動車通行可能は「国道308号」
日本一急勾配の道路の内で自動車通行可能な国道としては最も急な坂道があるのが
国道308号
この国道308号は大阪府大阪市中央区から奈良県奈良市に至る一般国道。
この国道308号の暗峠(くらがりとうげ)
が該当すると言われています。
暗峠の最もキツイ坂の角度は最大で17.2度(道路勾配31%)とのこと。
と言っても、いまいちよく理解できないため、ストリートビューの該当箇所を掲載しておきます。
道路面にタイヤの滑っている跡がいっぱいついていますよね。
それだけ急ってことのようです。
上のストリートビューを広げて、前後の様子を見ると、相当きつい坂っていうことがわかります。
ちなみに、この暗峠ですが、ヤマハ電動アシスト自転車 PASで、全国の急勾配の坂道をこいで上がれるかということを検証している動画があります。
こちらの映像では斜度計では26度と紹介されています。
てゆうか、ちょーびっくりは電動アシスト自転車は、この超勾配道路を女性でも登りきっちゃったことです。
いや〜、改めて電動アシスト自転車ってすごい!って思いました。
ちなみに2020年モデルはこのぐらいの価格です。
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こっちが日本一じゃない?都内の急勾配の一般道
いや〜、すごい坂です。
暗峠。
しかし、都内にも凄い急勾配の道路があるんです
それが、勾配37%の道路
国道以外の一般道では、こちらが日本一かもしれません。
場所はこちら。都内東大和市にあります。
ストリートビューに写った道路標識には37%の文字がはっきりと示されています!
暗峠が31%ですから、こっちの傾斜度の方が高い?
道路勾配の表示の意味について
ちょっとまってください。
この2つの道路はどっちが急勾配なんでしょうか?
それをもう少し理解するために、用語を少し理解してみましょう。
ここまでで、道路標識にある%とか、斜度とか用語がいくつか出てきました。
暗峠と東大和市の道路はどちらが急なのか、もうちょっと見てみまししょう。
ちなみによくある道路標識は以下のような感じです。
上の写真は下りを表しています。
この下り勾配「10%」は、100m進むと10m下がるという意味です。
傾斜角度は5.711度となります。
つまり
暗峠の場合 勾配31% 傾斜17.2度
東大和市の場合 勾配37% 傾斜20.3度
ということになります。
ちなみに、ヤマハの動画で紹介していたように、暗峠の最大斜度が26度だとすると、勾配は48.77%
これを見ると、暗峠の方が急勾配と言えそうですね。