今『コンピュータ』と言えば、スーパーコンピュータのような大型のものから、PC、そしてさらにはスマホまでもコンピュータと言えます。
今は生活のあらゆる部分にコンピュータが関わってきていますが、一体、最初のコンピュータとは一体どのようなものなんでしょうか?
この記事では、最初で最初のコンピュータのABCやENIAC等についてまとめてみました。
世界で最初のコンピュータはABC
世界初のコンピューターはABC
これは、Atanasoff-Berry Computer(アタナソフ&ベリー・コンピュータ)の頭文字をとったもので、世界初のコンピュータと言われています。
ABCは1937年から1942年にかけて、アイオワ州立大学にてジョン・ビンセント・アタナソフとクリフォード・E・ベリーによって開発されました。
実質的に世界で最初のコンピュータと言われるENIAC
現在、実質的に『世界で最初のコンピュータ』と言えるものが、ENIACとされています。
これ、「えにあっく」と読みます。
Electronic Numerical Integrator and Computerの頭文字をとったものです。
このENIACは1946年に開発されました。
こんな感じのものだそうです。
たくさんのボタン、ランプ、ケーブル等があって、昔のコンピュータっていう感じですね。
計算手順を変更する場合は、本体の配線を手作業で設定し直す必要があった。
このENIACは総額49万ドル(現在の価値で18億円)の開発費をかけ、1946(昭和21)年に完成しました。
このようにすごい額のお金が使われたのは、このコンピュータの開発が軍事目的で行われたからとう理由があったからです。
なんと大砲の弾道計算を行うために開発がされたようです。
そして、そして、原子爆弾の開発を目的とした「マンハッタン計画」でも利用されたとのこと。
このENIACは日本にも関係があるということになりますね。
世界で最初のコンピュータゲームは
もう一つ世界で最初のコンピュータに関連する情報として、『世界で最初のコンピュータゲーム」についても触れておきます。
その名前はエル・アヘドレシスタです。
史上初のコンピューターゲームと呼ばれています。
このエル・アヘドレシスタは、1912年にスペインの技術者レオナルド・トーレス・ケベードが作成しました。
このコンピュータはチェスゲームでした。
まとめ
世界で最初のコンピュータはABCと呼ばれるコンピュータでした。
ただし、実質的にコンピュータと言えるのがENIACです。
また最初のコンピュータゲームはチェスゲームのエル・アヘドレシスタでした。