世界一のトンネルと言うと、複数の切り口でいくつかのトンネルの名前があげられます。
トンネルの中でも鉄道トンネルは長さが長いものが多く、世界のあちこちに見られています。
今回はその中でも世界一長い鉄道トンネルについて紹介します。
その世界一長いトンネルは、どうも日本の鉄道トンネルとも少し関係がありそうですよ!
世界一長い鉄道トンネルはゴッタルドベーストンネル
世界一長い鉄道トンネルはゴッタルドベーストンネルと言います。
その長〜いトンネルの長さは57.1km
相当長いですね。
時速60kmの車で移動すると、通過するのに約1時間もかかるという距離になります。
トンネルがあるのはだいたいこの辺り!
スイスのアルプス山脈のゴッタルド峠のあたりになります。
出典:Exploring the world's deepest and longest train tunnel
この新しいトンネルの開通により、ここを走る列車は250km/hで走行ができるようになりました。
その結果、チューリッヒ〜ミラノ間の所要時間はトンネル開通前の3.5時間から50分短縮されました。
建設が始まったのが1996年
開通したのが 2016年6月1日で、約20年の歳月が必要でした。
世界一長い鉄道トンネルは日本とこんな関係があった
このトンネルが2016年6月1日に開通するまでは、日本の青函トンネルが世界最長の鉄道トンネルだったんです!
青函トンネルはこのゴッタルドベーストンネルができたことで世界一の座を奪われてしまいました。
下図のとおり、長いトンネルの第2位は日本の青函トンネルの名前が記されていますよね。
(出典:https://www.bbc.com/news/world-europe-36423250)
ということで、ゴッタルドベーストンネルは日本とも縁があると言えますね!
参考までに、コチラの記事では青函トンネルに関連のあるもう一つの世界一の鉄道トンネルについて紹介しています。
世界最長の鉄道トンネルの様子
こちらの動画はゴッタルドベーストンネルのいろいろな情報を端的に紹介してくれています。
こちらの動画では、女性の案内でちょっとした鉄道の旅の雰囲気も味わえます!
まとめ
世界一のトンネルの内、最長の鉄道トンネルはスイスのゴッタルドベーストンネルでした。
2016年の開通によりそれまで鉄道トンネルでは世界最長だった青函トンネルを追い越して、世界最長の鉄道トンネルとなりました。
長さは57.1kmです。