日本一短い川「ぶつぶつ川」の様子や名前の由来

スポンサーリンク
長さ

日本一短い川は長さはたった13.5mしかないぶつぶつ川と言います。

 

今回はそのぶつぶつ川とは、一体どんな川なのか?

どこにあるのか

なぜ、そんな変な名前がついたのか?

と言った情報を紹介します。

 

スポンサーリンク

日本一短い川「ぶつぶつ川」は和歌山県にあった!

日本一短い川の名前はぶつぶつ川と言います。

なんだか、体がかゆくなりそうな名前ですよね・・(汗

 

ぶつぶつ川は和歌山県にあります。

 

下の地図のように日本で一番大きい半島紀伊半島の先端より少し東側。

和歌山県東牟婁郡那智勝浦町粉白という場所になります。

 

このぶつぶつ川の全長は13.5mしかありません。

 

拡大した地図を見ても、どう見ても川には見えません・・。

 

 

日本一短い川はなぜこういう名前になったのか?

この気味の悪い名前の日本一短い川は、なぜぶつぶつ川という名前になったんでしょう?

その理由は現地の看板に紹介されていました。

 

その説明がコチラ!

 

「フツフツと水が湧き出ていたので、そう呼ばれていた!」とあります。

 

それなら、ぶつぶつ川じゃなくて、ふつふつ川じゃないか!!??

って思ったのは自分だけ??

 

日本一短い川のぶつぶつ川の様子

わずか長さ13.5mのぶつぶつ川って一体どんな川なんだろう?と思いましたが、

 

13.5mの長さはこういうことなんです!

 

源流は水が湧き出ている場所で、そこから「粉白川」に合流するまでの間の13.5mが川として指定されています。

 

現地にはしっかり日本一短い川という表示があります。

 

しかも・・、この日本一短い川は二級河川に指定されている!

 

二級河川って、こんな小さい川が指定されるの>>?

って相当疑問におもっちゃいました。

 

ちなみに日本で最大の川はまとめてコチラの記事で紹介しています。

日本一短い川を理解するための一級河川と二級河川について

ぶつぶつ川は二級河川なんですが、一級河川と二級河川って?疑問になりますよね。

 

国土交通省の解説によると、それらの説明は以下のようになっています。

1965年に施行された河川法によって、国土保全上又は国民経済上特に重要な水系で政令で指定されたものを「一級水系」と呼んでいます。一級水系に係る河川のうち河川法による管理を行う必要があり、国土交通大臣が指定(区間を限定)した河川が「一級河川」です。「二級河川」は、一級水系以外の水系で公共の利害に重要な関係があるものに係る河川で、河川法による管理を行う必要があり、都道府県知事が指定(区間を限定)した河川です。

引用:国土交通省ウェブサイト よくある質問とその回答(FAQ) Q1.一級河川と二級河川の違いは?

 

二級河川は一級河川以外で、公共の利害に重要な関係がある川とありますが、わずか13.5mの川が『公共の利害に重要な関係』があるんでしょうか??

 

看板の説明にあったように、このぶつぶつ川は野菜を洗ったり、洗濯をしたりと地元の人々の生活に欠かせない貴重な水(川)だったようです。

 

それに飲むこともできる・・?というきれいな水でもあるようです。

そこで、この川は公共の利害に重要な関係があったため、二級河川に定められたんじゃないかと考えられます。

 

二級河川の指定の本当の経緯は分かりませんが、二級河川に指定した当時の県の担当者の粋な計らいという感じもしますね!

 

まとめ

日本一短い川であるぶつぶつ川は、和歌山県にある長さ13.5mの小さな川です。

川の水は現地の人々の生活にとって重要な役割を果たしており、二級河川に指定されていました。

この気味の悪い名前は、水がフツフツと湧き出ていたという音からついた名前のようでした。

 

一度は訪れてみたい場所ですね。

タイトルとURLをコピーしました