入国者の多さ国別ランキングトップ10(2018〜2021.7)

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日本観光 社会

日本への入国者の多い国一体どこなのでしょうか?

中国からの訪日観光客が多いことは皆さん知っているので、1位は中国っていうのはすぐ分かりますよね。

では2位、3位・・・となるとどうでしょうか?

この記事では、入国者の多さを国別にトップ10まで紹介しました。

それと、2020年からは新型コロナウイルス感染拡大の影響で入国者数が激減していますが、2020年のデータと2021年についてはこの記事を書いている8月現在までで公表されている1月から7月までの累計の入国者数も記載しています。

この記事を見ていただくことで、これまでと現在、入国者が多い国を知ることができます。

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入国者の多さ国別ランキングトップ10(2019年)

新型コロナウイルスの影響がほとんど無かった2019年のデータをもとに、訪日外客数のトップ10の国を紹介します。

順位 国名 訪日外客数(人)
1 中国 9,594,394
2 韓国 5,584,597
3 台湾 4,890,602
4 香港 2,290,792
5 米国 1,723,861
6 タイ 1,318,977
7 豪州 621,771
8 フィリピン 613,114
9 マレーシア 501,592
10 トナム 495,051

(日本政府観光局データ「訪日外客数(年表)」より作成)

入国者の多さ国別ランキング推移

それでは、2018年から現在まで訪日外客人数は新型コロナウイルス感染拡大による影響でどのように変化してきたのか、同様にトップ10までを一覧表にしました。

(2021年については1月から7月までの累計の人数となっています。)

2021(1〜7月累計) 2020 2019 2018
国名 人数 国名 人数 国名 人数 国名 人数
中国 26,900 中国 1,069,256 中国 9,594,394 中国 8,380,034
ベトナム 22,000 台湾 694,476 韓国 5,584,597 韓国 7,538,952
米国 11,000 韓国 487,939 台湾 4,890,602 台湾 4,757,258
韓国 10,000 香港 346,020 香港 2,290,792 香港 2,207,804
英国 4,600 タイ 219,830 米国 1,723,861 米国 1,526,407
インド 3,800 米国 219,307 タイ 1,318,977 タイ 1,132,160
フランス 3,800 ベトナム 152,559 豪州 621,771 豪州 552,440
台湾 3,200 豪州 143,508 フィリピン 613,114 フィリピン 503,976
フィリピン 3,200 フィリピン 109,110 マレーシア 501,592 マレーシア 468,360
ドイツ 3,200 インドネシア 77,724 ベトナム 495,051 シンガポール 437,280

(日本政府観光局データ「訪日外客数(年表)」より作成)

この結果を見ると、中国からの入国者が引き続き多いものの、2021年にはいって7月までの累計ではベトナムが中国についで多くなっています。

ベトナムは2019年に10位にランクインした後、新型コロナウイルスの影響で観光客数が激減した中で、2020年には7位に浮上し、2021年は7月末現在で2位となっています。

ベトナムからの入国者数自体は大きく減少していますが、国別の入国者数の比較をすると、相対的に順位が上がってきています。

入国者数とか訪日外国人数、訪日外国人観光客数とか。。。違いは?

最後に用語の意味の違いを紹介します。

 

この記事のタイトルには「入国者」という表現を使っています。

一方、データとしての表記は訪日外客という用語を使っています。

 

これらの意味の違いは以下のようになります。

用語 意味 備考
訪日外客数 日本を訪れた外国人旅行者の数

法務省の出入国管理統計からJNTO(独立行政法人国際観光振興機構)が独自に算出

「訪日外国人旅行者数」や「外国人旅行者数」、「訪日外国人観光客数」などと表記される場合あり

訪日外国人数

訪日外客数と同じ意味

特にJNTOや観光庁の発表では、「訪日外客数」という用語で統一

訪日外国人 日本に訪れる目的を問わず日本に訪れた外国人全体を意味する  
訪日外国人観光客 訪日の目的が観光である訪日外国人  
訪日外国人旅行者数 国籍に基づく法務省集計による外国人正規入国者数から日本に居住する外国人を除き、これに外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者のこと  
外国人入国者数 日本への入国時に在留資格を受けて上陸を許可された者(新規入国者)と日本に中長期にわたり在留している外国人(再入国者)の合計  

※用語については、JNTO(独立行政法人国際観光振興機構)等から

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